アロカ社製の上位機種です。
3本のプローブを備え、心電計も内蔵しています。今までも超音波診断装置はあったのですが、前世代のものに比べ、より微細な変化も鮮明に写し出すことができるようになりました。これにより、診断の精度が向上しました。

レーザーメス、血管シーリング装置として、手術において出血を格段に減らし、手術時間を短くすることで、動物の体への負担を大幅に軽減します。
また、先端のハンドピースを変えることで、関節炎の疼痛緩和や緑内障の手術など、多くの用途に用いられます。

今まで必ず手術が必要だった異物の回収が非侵襲的に行えるほか、胃や十二指腸、直腸における病気の検査（生検）が開腹手術をせずとも可能となります。全身麻酔は同じですが、開腹手術がないため、処置後の動物の体への負担が軽減され、回復が早くなります。
直径5.5mmという細い径のビデオスコープを備えており、これにより通常難しかった超小型犬や猫での使用も可能です。